「自然と共生する持続可能な畜産」
大塚牧場は、熊本県阿蘇郡西原村に位置する約50ヘクタールの広大な土地で、褐毛和種(あか牛)・黒毛和種(黒牛)を約2,200頭飼育し、繁殖・育成・肥育を一貫して行っています。
私たちは、環境に配慮した循環型農業を実践しています。牛の排せつ物を堆肥化し、地域の農家へ無償提供することで、農業支援と環境負荷の軽減を実現しています。また、飼料となる穀物や牧草を自社生産し、資源を有効活用しながら持続可能な飼料供給を目指しています。
私たちは、牛の飼料に関しても地域とのつながりを大切にしており、トウモロコシや大麦、ふすまなどを主原料に、飼料メーカーの市販品だけではなく、自社で育てた牧草や、地元酒蔵メーカーから生まれる黒大豆の搾り粕など、長年の経験を生かした独自に設計した飼料を使用しています。
地元酒蔵メーカーの搾り粕からなる発酵飼料は、食品ロス軽減はもちろん、消化促進や牛の呼気中メタンガスの減少などの効果も期待でき、発酵飼料配合することで牛の食いつきが良くなるのも魅力的です。
牛に与える餌はバランスが大切で、牧草と飼料を適切に配分して、牛が必要とする栄養素をしっかりと摂取できるようにしています。
